第4章 ゴロツキ
リヴァイ side
地上に戻り時間は夜。
地下街で起きた出来事は今でも脳裏に焼く着いている。
落ちてきたガキは何者なのか。
そのガキを拐った奴は誰なのか。
わからないこと仕舞いで嫌気が差す。
しばらく歩き本部についた。
ノックをし団長室に入る。
「戻った。」
目の前にはエルヴィンと机の上の大量の資料。
「どうだった?」
俺はあったことをすべて話した。
「道理で浮かない顔だったんだなリヴァイ」
あいつは何でも見透かしてやがる。
「チッ で、今の話をきいてどうするんだ?」
「もう一度何班かで行ってもらおうと思う。ゴロツキが出てきたときもその班で対処してもらえば良い。」
「どの班に行かせるつもりだ?」
「それはもちろんリヴァイ班とハンジ班に行ってもらう。地下街のことを一番知っているからね。私も少し見に行くよ。」
「了解した」
そう告げ扉を閉めた。
一ヶ月近く経った後
もう一度地下街に行くことに決定した。
以前言っていたように俺の班とクソメガネの班で行く。
前とは少し情報が変わり、前まで一人だったゴロツキが二人に増えた。
茶髪の女と黒髪の女。
黒髪の新入りのほうが動きが良いらしい。
見せてもらおうじゃねぇか