第3章 出会い
リヴァイ side
足音が聞こえなくなるまで俺はガキを抱いていた。
しばらくし足音が消えたあとガキを離そうとした瞬間。
「ねぇ何やってるの?」
何処からか声が聞こえた。
ガキの声じゃない。
なら誰の声だ…?
足音はしない。
「だから何やってんのって聞いてんの。」
口の利き方がなってねぇな。
「何処にいる?出てこい。」
出てきた瞬間躾けてやるよ。
「ここだよー!」
上から声がした。
でももう遅かった。
「ほらっ!行くよ!」
上から降ってきた奴は何者かはわからなかった。声からして女。でも体格が見えなかった。
そしてガキの手を掴み走り逃げた。
あの状況から俺とガキを離すとは上等だな…。
一瞬緩んでた。
クソッ
取られた。
今すぐ返してもらわなきゃ困るんだよ。こっちは。
急いで追いかけたが何処かへ消えていた。
立体機動もないため、見つけられない。
次はガキを連れ戻す。
そうして1日が過ぎ、地上へ戻った。。