第11章 自己紹介
「んで、早速だが以外の全員は、今日から1週間、先日決めてもらった、職場体験に行ってもらう」
あんまり顔に出すな、と自分に言い聞かせてなんとか平常を装う。
「えー!!せんせー!ちゃんは職場体験行かないのー?」
「あぁ。は来たばかりだし体育祭に出てないからな。その1週間で、お前らに追いついてもらう為に一般授業、ヒーロー基礎学、その他諸々カリキュラムをこなしてもらう。もちろん俺が面倒みてやる」
『えぇ...』
露骨に嫌な顔をする
「ひぇー!!!相澤先生と2人きりとかそれある意味拷問っすよ!」
「うちらより、大変そう」
「せんせー!変なことすんなよー!」
「ちゃん大変やなぁ」
「おい......なんでもいいが、早く準備しろ。......、こいつらを駅まで送ったあとそのまま、個性把握テスト兼、救助訓練を行ってもらうから、お前も着いてこい。」
『分かりました。』
「俺らが1日かけてやった事を、1日で同時進行かよ!ハードすぎねえか!?相澤先生ってもしかしてそーゆーハードプレー...」
なんで峰田はこうもすぐ変な事に結びつけたがる...
「峰田いい加減にしろ、早く移動しろ」
分かりました、と言う彼女の顔は全く分かっていない者の顔だった。