第8章 潜入の前に※
俺はの手首をグイッと引いて俺の腕に収めながら、ベットになだれ込んだ。
は俺の腕から抜けたいのか身体をくねらせるが、俺を案じてかすぐに大人しくなった。
『と、弔くんっ.....私重いからっ....下ろして...よっ.....んっ』
黙れよ。そんな意味を込めてに口を重ねた。コイツの中を全て堪能するように、息もさせてやらないほど荒々しく。
『んっ...ふ...んぁ』
火照った顔に目を潤ませ、上目遣いで俺を見る
その顔はダメだ反則すぎんだろ...
「ハッ...えろい顔...」
『そんなっ...顔......ん』
「雄英の奴らに喰われる前に、今ここでお前を喰う」
なぜか、他の男に食われるくらいならとそう思った。
男を知らないコイツが、他の男の前ではどんな風に喋るのか、どんな顔で話すのか、どんな声で鳴くのか、考えただけで虫唾が走る。
『ぇ...』
くるりと体勢を変えて今度は俺がコイツを押し倒し、の耳の淵を舌で責める
『んぁ...ッ...やぁっ...』
耳、髪、おでこ、頬、唇。順々にゆっくりと存在を確かめるように、チュッ、チュと丁寧に口づけを落としていく。
服の下からコイツの細いウエストををつーっと上へなぞり胸の輪郭をなぞるようにしてやわやわと揉んでいく。が、先端には触れてやらない。
『やぁっ.....弔くんっ』
「んだよ...嫌じゃないだろ?。」
『ちが...ッ...』
「言わなきゃ分かんねーよ...言え」
もっと欲しがれよ俺を。そんな意味を込めて言った。
「ほら、言えよ。どうして欲しいんだ?ちゃん」
『っち...くびを....さわっ....て...欲しい...のッ...弔...くんッ』
ハッ...。
両手を胸に置き、火照った肌、蕩けたの表情が俺の加虐心に完全に火をつけた。