第7章 初めまして雄英のみなさん
アジトに戻ってきた達
「いってえ.........両手両足撃たれた。完敗だ...脳無もやられた...手下どもは、瞬殺だった...!」
死柄木は床に身をうつ伏せにしながら、先程までの出来事を1つ1つ思い出しながら自戒していた。
『弔くん、まず手当てしよ...?ほら、起きて...』
「話が違うぞ、先生!」
「違わないよ......」
テレビから聞こえてくる懐かしい声
『先生!!』
「...なんだい?そのセンスのない仮面は......」
姿が見えなくても分かる笑うような先生の声
画面越しでもやはりは先生の声だけで恍惚とした表情をしていた。
『これは弔くんがね、顔バレの為にって...それより見て!先生!戦利品だよ!』
はそういうと身体からプロヒーローから受けた銃弾を身体からコロンコロンと床に落としてすごい?と言うように先生に見せびらかす。
「ほぉ。ボクがの本当の個性を見るのは初めてだ。頑張ったんだね」
えへへ、と、子供のように笑う
普段冷静沈着なは先生を前にするとどうも幼子のように甘える子供になってしまう。
「ところで、ワシと先生の共作、脳無は?」
「......吹き飛ばされました。正確な位置座標が把握できなければ指定の場所にゲートを開くことが出来ず探しに行くことができないのです...」
黒霧の金色の怪光な瞳が申し訳なさそうに細々とする。
「まっ。仕方ないか、残念。」
あっけらかんに言う先生。
「あぁ...そうだ...1人オールマイト並の速さを持った子供が1人いた...あいつに何度も邪魔されたんだ......あの、ガキ......!」
『先生...私、弔くんの腕になれてるかな......』
は初めて先生に会った時の言葉を思い出していた。
「もちろんさ、。キミはもっと強くなれる。ただ、今は精鋭を集めよう。じっくり、時間をかけて...。、弔、次こそ君たちの恐怖を世に知らしめるんだ。」
先生の言葉を最後に何の反応も、見せなくなったテレビ。
はあの生徒達がいる雄英高校に潜入するのかと、つくづく思うのであった。