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【ヒロアカ】白は黒になるが黒は白にはならない

第6章 ハンバーグに付け合わせがいるか否か※微




死柄木とが部屋に戻ると、香ばしい匂いが漂っていた。買い物を終えた黒霧が夜ご飯の支度をしている。

「、随分と顔が赤いようですが......長風呂だったんですか?」

カウンターに、死柄木とのお皿を並べながら黒霧が言う。

『えっ......うそっ...そ、そうかな...!確かにちょっと暑いかもー...あはは...』

「黒霧、こいつの個性、新しい発見があった。」

狼狽えるとは裏腹に一直線にカウンターへ向かい腰を掛けながら言う死柄木。

死柄木の言葉にの眉がピクリと上がった。

『弔くん、言わなくてもいいよっ......』

「死柄木弔、新しい、発見。とは?」

レストランで出てきそうな丁寧で綺麗な盛り付けをしながら黒霧が興味深そうに訊いた。  

「あぁ。こいつ、イくとどういうわけか体内に入れてたもんが強制的に放出される。」

『ちょっ!弔くん!!!』
カウンターをバタンと両手で叩き、隣に座ってた死柄木を思いきり睨む

「は?」

普段丁寧な口調で紳士的に振る舞う黒霧が盛り付けていた手を止め呆然としている。

「ちゃんと確認済みだ......2回も」

隣で睨むを無視しながら淡々と続ける死柄木

『もー!やめてってばー!!』

「つまり、オーガニズムに──」

『黒霧っ!!!!!』

黒霧の言葉を途中で遮り、顔を赤らめながら叫んだは出されたハンバーグを貪り黒霧を睨む

『せっかくの美味しいハンバーグが台無しだよ......』

「失礼、。ですが戦闘には支障はないのでしょう?なら問題ないのでは。」

『うん...この前脳無ちゃんと戦った時は何も無かったもん。だから多分。いや、絶対ないよ。こんなの...』

「あっても、無くてもお前の強さは変わんねぇ。お前は色々とチートすぎるからそれくらい欠点があった方が面白い。」

死柄木は「まぁ、いい発見だったな」とを自潮した。

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