第18章 期末試験※
弔くんの部屋に来るのは、USJ襲撃時に傷を負った弔くんの手当てをした後にそのまま初めて弔くんと1つになってから一度も来ていない。
相変わらず殺風景な部屋で、ベッドとデスク以外は何もない。
「もう待てねぇ」
『え、ちょっと... .』
部屋のドアを閉めるとそのまま降ろされ、弔くんに背を向け立ったままドアに手をつかされる。
後ろから制服のスカートの中に手を入れ、ショーツ越しに割れ目を擦られる。
『はあ...ッ...ん...』
クチュと自分から漏れた水音が恥ずかしくて顔が熱くなるのが分かる。
「ハ...俺の指咥えながら濡らしてたのかよ...やらしーねェ...ちゃんは」
後ろから覆いかぶさるようになり、耳元で囁かれると、また下腹部にとろりと欲が伝う感覚がした。
もう我慢できない...
『弔くん...お願い...ッ...はやく...』
羞恥心よりも快楽を求めた私は、首だけ弔くんの方を向き、自らお尻を突き出した。
「チッ...しょーがねぇなぁ...」
ショーツを膝まで下ろされ、弔くんもズボンの中から自身を取り出す。
後ろから秘部の入り口で愛液を絡めながら数回上下に擦ると一気に奥まで入ってくる弔くん。
『ひぁぁッ.....!!』
久々の感覚と初めてする体勢も相まってか、入ってきただけでイキそうになってしまった私は手をついてるドアに爪を立てて何とか快楽に耐える。
一瞬弔くんの鼻で笑うような声が聞こえたが、今はこっちに集中してないとすぐにイってしまいそう...
「ぁ...きっつ...まだ入れただけだぜ...?」
『あッ...だめぇ弔く...ん...うごいちゃ..ッ...や...』
正直、少しでも動かれたらやばい
グチュグチュと音を立ててゆらゆらと腰を動かす弔くんに慌てて声を上げた。
「そうかよ...ッ...可愛いなぁ...は...」
弔くんの動きが止まり、大好きな大きな手が五指で触れぬように1本だけ浮かせ、私の頭を撫でた。ホッとしたのも束の間、引かれた腰は最奥まで一気に突いた。
『んぁぁっ...!!!』
一瞬で絶頂まで導かれてしまいビクンビクンと大きく痙攣する。
私の身体の中から落ちてきた小刀や仮面にはもう目もくれず、果てたばかりの私の腰をしっかり掴み後ろから激しく腰を打ち付ける弔くん。