第15章 破綻JKと礼儀知らず※
いつの間に2人きりになってたアジト。
ソファーへ行きの隣に深く座った。
「お前、死柄木の事好きなのか?」
『へっ......!?』
突然の質問と、いつの間に隣に俺がいたことに驚いてる
「さっきそういう顔してたろ」
『違うよ。好きとかないよ。弔くんは小さい頃から一緒だったから......だからその...お兄ちゃんを取られちゃう妹みたいな?』
「へぇ」
なんて返してみたが多分棒読みだった。
何言ってんだコイツと思ったからだ。
『もう、この話は終わり。』
バツが悪そうに逃げるコイツを虐めたくなった。
「慰めてやろうか?」
『ちょ......やぁっ......!?』
ソファーから立ち上がったコイツの手を引き
後ろから、座っている俺の胸の中に閉じ込めた。
ほっそ...
石鹸とも香水とも果物ともつかない、仄かな匂いが俺の嗜虐心を加速させた。
「毎日死柄木にどんなふうに抱かれてるか言えよ、おんなじようにしてやるから。後ろから...顔が見えなきゃ同じだろ?」
腰から太ももをなぞり、後ろから耳元で囁くように言った。
言えよ。
いつも死柄木にどうやって抱かれてるのか。
『あッ...ん....と...弔くんと...1回しか...そういうこと...して......ない...』
「ハッ......まじかよ...随分大事にされてんのなァ.....じゃあ俺の好きにさせてもらうぜ」
1回?
もっと抱き潰されてんのかと思ったのに
コイツから出た言葉に正直驚いた。
死柄木は我慢してるのか?
こんな美味そうな獲物を前にして?
まぁ...どっちにしろコイツを嬲ってやりたい衝動は変わらないが。
今は...俺を楽しませろ