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囚われ欺く者

第4章 ゴールデンウィーク


美希SIDE

「っていうか、俺ら黒龍に入ってる
んだよねー。だから、君には申し訳
ないけど、勝ち目はないよ?」

「勝ち目はないけどぉー。自分は正
義だからぁー。みたグヘッ!!」

「お前イラつくんだけど?誰に向か
っていっているんだ?」

「は?知らねぇし。ただの男だろ?」

それを聞いてフードで隠れていた耳
についている闇蝶の印であるピアス
を見せた。

「なんか、誤解してねぇか?俺、闇
蝶なんだけど。」

「「「っ?!すみませんでした!!
」」」

そう言って逃げようとする男どもを
捕まえた。

「俺、さっきあんな事言われて腹た
ってんだけど。」

「「「ひぃぃぃ。」」」

やば。殺気まだ半分も出してないん
だけどw面白っ←

「お、お許しを」

「ぁあ?さっきまでの大口は何だっ
たんだよ?」

ボコッ

ドカッ

バキッ

あーあ、ごめんねー。
多分最後にやった人骨折れたねー。
ごめんねー。(棒読み)

「今度から行動に気をつけろ。」

あ、
皆気絶して聞いてないか。

まぁいいやー。

「ありがとうございました!!」

暴力を受けてた本人にもお礼言わ
れたし、めっちゃ気分いいわー!

「気をつけろよ?」

「はい!!」

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