第3章 キャンプ
美希SIDE
「はい!午後のミニ運動会だよ〜!
楽しんでるぅー?」
まだ、何も始まって無いんだから楽
しもうとしても楽しめないでしょ。
「「「イェーイ!」」」
…。
「次は、ドッジボールだよー!」
「クラス、男女別に戦ってトーナメ
ント制だよー!」
「「「イェーイ!」」」
やったぁー!
私の得意分野!!
っていっても、本気は出さないし、
万が一にボールも取らないんだけど
ね。
それでも、ドッジボールは大好き!
「やったぁー!!!」
隣から、もっとテンションが高い声
が聞こえた。
「美希!!やったね!!ドッジボー
ル!」
「私も、クラスの足手まといになら
ないように頑張る!!」
「そんな事ないんだから、美希も楽
しみな。」
「うん!」
「行こ!最初の対戦相手B組だよね
。」