第3章 キャンプ

海斗SIDE

「で、結局このメールで俺に何を伝
えたいんだ？」

「なんだと思う？」

「知らねーから聞いているんだから
答えろよ。」

「相変わらず僕の扱い酷いなぁ〜。」

「いいから話せ。」

「美希ちゃん、やっぱり男嫌いだっ
たんだね。となると、やっぱり過去
が原因で男嫌いだとおもうんだよな
。」

「それ以外に無いしな。それがどう
した？」

「もしかして。と、思って花ちゃん
に綾峰ちゃんの幼稚園が何処だった
か聞いてもらうようにしたんだ。」

「おまっ！！まさか？！いや、あり
え無え！」

「海斗動揺し過ぎ。分かんないけど
可能性あるだろ。名前同じなんだし
。」

「まぁな。ま、ありがと。教室戻る
ぞ。」

「そうだね。」