第2章 欺く者は男嫌い?!
美希SIDE
どんな女の子かと、期待して振り返
るとそこには男2人がいた。
ええええええええええっっっっ!!
男だって分かってたら振り返らなか
ったのに!!
ってか普通声の低さでわかるでしょ!
舞い上がり過ぎだよ自分!
馬鹿じゃないの!
「おーい!ぼーっとしているけど大
丈夫?」
自分の中で奮闘してると前から声が
ふってきた。
ぁあ、そうだった。つい、忘れてた。
っていうか、なんで女子じゃなくて
男に話しかけられなきゃいけないわ
け!
怒りでつい、
「あんたらに心配される覚えは無い。」
と言ってしまった。
少し言い過ぎたかな?とも思ったけ
ど今更謝れないから教室に戻った。