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囚われ欺く者

第2章 欺く者は男嫌い?!


「大丈夫?ぼーっとしているけど。」

智也その言葉でやっと女が口を開い
た。

が、
「あなた達に心配される覚えはあり
ません。」

そう言って、女が教室に入っていく。

「えっ、ちょっ!」

智也の最後言葉も虚しくおわった。

今まで、色んな女子を見てきたが今
のは過去で1番最低だ。

「何なんだあの女!」

「綾峰 美希ちゃん。A組1番。」

「いや、何でその情報お前が知って
いるんだ?」

「それだけで良いんですか?」

「ん。いいよ!ありがとうね!」

「は、はい! (赤面)」

「お前…いつの間に…」

「すごいだろぉー」

「…」
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