第9章 【降谷 零】私のヒーロー
暗闇の静かな空間に
さんの妖艶な声が響く。
声を抑えようと必死に堪えている姿に
自分の熱が下半身に集中していくのがわかった。
「んっ・・・あ、はぁっ・・・・・・」
「可愛い・・・・・・ここ、見られたんだよね」
彼女のTシャツを上まで捲ると綺麗な下着姿。
溢れそうな胸に、ゴクッと息を飲んだ。
「だ、だめ・・・ッ!!」
両腕を交差して胸を隠すさん。
・・・その姿も色っぽくてソソるんだけど・・・。
恥ずかしいから見られたくないのかと思ったが
本当の理由を聞いて目を見開いた。
「下着・・・・・・地味って、言われた・・・から・・・」
「・・・・・・・・・は?」
あの犯人は勝手にさんの身体を
触っておいて、下着が地味だと文句を言ったのか?
たしかに、落ち着いた色でレースも装飾も
付いていないシンプルな下着だ。
これが華美なものだったら
今よりも更に興奮が増すだろう。
しかし僕は白くてフワフワで
谷間の形も綺麗な胸に釘付けになり
身に付けているものは気にならない。
「綺麗だよ・・・すごく。
触れさせて・・・・・・・・・」
「は、ぁんッ・・・・・・ん・・・ふる、や・・・くん・・・」
「いいね・・・柔らかい・・・
ここにもキスしていい?」
「えっ・・・やぁッ・・・!んん・・・」
柔らかいけど弾力のある胸に唇を付けると
癖になりそうなほど、ぷるぷるで気持ちいい。
ブラを上にずらせば、ピンク色の突起が
既に美味しそうに勃ち上がっている。
誘われるように舌先と指で転がすと
ピンッと硬くなって弾きやすくなった。
「はぁ・・・あ、んッ・・・・・・声、出ちゃう・・・」
「ん・・・そうだね・・・・・・やばいね・・・」
「あぁんッ・・・ふる・・・・・・んやぁ・・・ッ」
「可愛いよ・・・・・・・・・好き・・・」
「んっ・・・ん、はぁッ・・・・・・んんッ・・・!!」
突起を弄り、服の上から下半身を擦ると
声を殺して絶頂に達してくれた。
これ以上進んで声を出して見つかったら
謹慎になりかねないが・・・
こんな蕩けた彼女を前にして我慢など無理だ。
お互いのズボンを脱ぎ、の秘部に
指を入れて具合を確かめた。