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【名探偵コナン】ゼロの花嫁【短編】

第9章 【降谷 零】私のヒーロー




「あー勃起がやべぇ・・・やっぱもう挿れるわ」

「オレ舐めさせたいから女寝かせろよ」

「あぁ?俺が終わるまで待ってろ!
 このままバッグで挿れてぇんだから」



既に勃ち上がっているモノを私の脚に当てられ
ゾワゾワと気持ち悪さが込み上げる。

膝蹴りするか・・・でも手が拘束されてるから
1人倒せても、もう1人に捕まる・・・

どうしよう。
美波は無事なのだろうか。

同じ目に遭ってるの?







助けて・・・・・・降谷くん・・・・・・












ドンッ


「さんッ!!!」


「ッ・・・・・・」



大きな音を立てドアが開いた瞬間に降谷くんや
諸伏くんたちが入ってきて犯人を捕まえてくれた。

張り詰めていた糸がプツンと切れ
涙が流れてきてその場にへたり込んだ。



「さん!!
 ッ・・・・・・これ、かぶせとく。
 拘束解くから・・・そのままで」

「・・・・・・」



自分のシャツを私の胸元に掛けてくれる降谷くん。

見られてしまった。こんな姿を・・・。

地味な下着・・・・・・。


こんな時なのに、彼に下着姿を見られたショックで
頭がいっぱいになった。


あぁ・・・終わった・・・。



「取れたよ・・・。怪我は、ない?」

「うん・・・・・・ありがとう・・・・・・ごめんね。
 情けないね、警察官なのに、こんな・・・」



何とか服を整えたが、いろんな感情が湧いてきて
降谷くんの目を見ることができない。

怖くて悔しくて情けなくて、恥ずかしくて・・・
涙と震えが止まらない。



「さん・・・・・・
 無事で・・・よかった・・・!!!」

「ふる、や、くん・・・ッ・・・うぅ・・・」

「怖かったな・・・・・・もう、大丈夫だから・・・」



降谷くんは私が怖がらないように、そっと優しく
抱きしめて背中をさすってくれた。

暖かい。
彼の鼓動が伝わってきて安心する。



「さん・・・・・・僕・・・」

「・・・降谷くん・・・・・・」







「っ!!!」

「あ・・・美波・・・・・・」

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