第6章 【安室 透】秘密の時間
舌を絡めるたびに可愛い吐息を漏らす。
研究室での続きを我慢していたのは僕だけではない。
授業中のの表情は、全員の目を塞いでやりたいくらい色気があって厭らしくて。
間近で見た水嶋くんに殺意を覚えてしまった。
教師としてあるまじきことだ。
に手を出している時点で、教師失格なのだが・・・。
彼もまたに惚れているが、なかなか想いを告げられないらしい。
今日見てしまった表情が目に焼き付いているはずだ。
きっとオカズにするだろう。
学年一・・・いや、学校一人気のあるは毎日のように告白されていて、それを目撃するたびに彼女を抱き潰したくなる。
さすがに我慢の限界が来てしまい、今日初めて校内でキスをしてしまった。
下着が見えそうな制服の着方をしているから、そのまま押し倒して襲おうかと思ったくらいだ。
「ボタン・・・閉めたんじゃなかったの?
また開いてる・・・・・・触ってほしいってことか。
じゃ、遠慮なく」
「あっ!違うっ・・・んぁ・・・」
「少し触れただけなのにピクってなった・・・。
ちゃんと見せて、可愛がりたい」
ワイシャツのボタンを外していくとピンクのブラが僕を誘っていた。
可愛い・・・。以前僕が好みだと言ったこのブラ。
やはり最初から誘っていたのでは、と思ってしまう。
ホックを外すと控え目な胸が姿を現し、綺麗な乳首が触れてほしそうに勃ち上がっている。
指で優しく擦ると、声が出ないように口を押さえて身を捩らせる。
「固くなってる・・・ほら、コリコリだよ。胸、大きくなったんじゃない?僕のおかげ・・・かな?」
「は、んぅ・・・!恥ずかしっ・・・ん・・・声出ちゃう・・・んん!」
「恥ずかしがってる姿も可愛いよ。
声、出ちゃうね?
可愛い声・・・聞きたい・・・僕だけに聞かせて」
「んぁっ・・・はぁ・・・せんせ・・・!だめ・・・」
「ダメ?こんなになってるのに?スカート短いから・・・すぐ触れちゃうよ。男はみんなのことエロい目で見てるんだよ」
物静かで真面目そうな子が、こんなに下着をチラ見せしているんだ。
注目を集めるに決まっている。
無意識にやっている所がまた男心をくすぐるのだ。