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【名探偵コナン】ゼロの花嫁【短編】

第1章 【降谷 零】合コン




「・・・・・・俺も、好きだよ」

「零・・・・・・んっ」



赤くてぷるんとした唇に自身のソレを重ねる。

ちゅっ、ちゅっ、と音を鳴らしながら唇を堪能していくと可愛い声が響く。

の初めて聞く声に己が昂り、鼻息が荒くなるのを抑えるのに必死だ。

もっと深く口付けたくての腰と後頭部を引き寄せると、彼女は背伸びをして俺の首に手を回す。

舌先で唇をなぞり、開いた隙間から舌を入れる。



「は、んんっ!ふ・・・ぁん・・・っ」

「ん・・・・・・・・・初めて、か?」

「・・・・・・・・・ううん」



の辿々しいキスに未経験なのかと問うと、気まずそうに首を横に振った。


・・・違うのか。

俺がの初めての相手だったら・・・と夢のようなことを考えていたが、経験済みらしい。

まあ、そうだよな。ももう20歳を超えた学生で、今まで様々な出会いや経験をしてきただろう。

そうだよな・・・・・・俺だって同じだ。

同じだが・・・・・・何だこのモヤつきは?



「あっ・・・んんっ・・・!」

「・・・もっと、舌絡めて」



くちゅくちゅと舌を絡ませたり吸ったりして刺激を与える。

上手く飲み込めず口の端から溢れる唾液も舐めとって、の口の中を1つ残らず味わっていく。

腰や尻を撫でるとビクッと反応するが可愛い。



「んっは、・・・零、激し・・・」

「・・・ん?もっと?」

「そ、んな・・・言ってな・・・ぁんんっ!」



何だよこのエロい声は。本当にか?

俺の後を追いかけ回していた、あの無邪気ななのか?

鼻から抜ける艶やかな吐息に興奮して、下半身が窮屈になってきた。

もっとキスしたい。もっと触れたい。

欲望がどんどん膨らんでいく。



「あ、はっん・・・・・・も、立てなぃ・・・」

「ふ・・・そんなに感じたのか?部屋、入るぞ」



ガクガクしていた足は力が抜けて立っていられなくなったようだ。

先程より顔を赤くしたを抱き抱え、寝室へ運ぶことにした。



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