第11章 五条悟④※

そのななの姿を恍惚の笑みで見下ろした。

すぐにグッと自身のモノをななに押し付けた。

次に来る痛みがわかっているななの体が再び強張った。




「…なな…入れるで…。」

ゆっくりと直哉のモノが入ってくる圧迫感に、息が止まった。




それでも前回入った部分まではすんなり入っていった。

狭いななの膣内が、それ以上をまだ受け入れない。

「はぁ…なな…。」

「っう……。」




直哉が奥に入る為に、体重を乗せてきた。

ズッと鈍い痛みと共に、直哉のモノが奥に入ったのが分かった。

「…っあ………っ……。」




痛みで瞼の裏がチカチカした。

ぎゅっと直哉の腕を掴んで、自身が辛いことを直哉に伝える。

「…なな、最後まで入りそうやさかい、我慢してや…。」




目を顰めたななの顔を掴んで、キスをした。

嫌だと言われても、応えられそうになかったからだ。