【R18】禪院直哉→私←五条悟❇︎傷だらけの婚約者❇︎
第10章 禪院直哉②※
その痛みも全てが愛おしかった。
「っ…つ…。」
息すら吐く事が出来ない痛みでも、直哉にしがみ付いて、その痛みを逃した。
こんな痛みより、直哉が自分のモノになる。
その気持ちの方が遥かに大きかった。
何度か出し入れしても、最後まで入りそうが無かった。
処女膜を破った感触はあったのに、それでもその先に入る込む事が出来なかった。
「…はぁ…なな……今日はここまでや……。」
流石にそれ以上奥に入らない事に、直哉は諦めて言った。
それでもななの中に入れた気持ちよさは充分だった。
「やだ…直哉くん…。」
「…このままでも充分に気持ちええから…。」
そう言って、入った場所までて、出し入れを繰り返した。
ゆっくりと、ななが傷付かない様に……。
それだけで、今まで感じた事の無い快楽で腰が震えた。
「…はっ…なな…全然気持ちええで…。」
入る場所でしか動いていないのに、ななは辛そうに顔を顰めている。