【R18】禪院直哉→私←五条悟❇︎傷だらけの婚約者❇︎
第7章 五条悟③※
脱力した直哉が肩で息をしている。
ぎゅっと抱かれた腕は変わらずそのままで、ななは直哉のその顔をジッと見てた。
「なな…。」
直哉が薄っすら目を開けてななを見た。
その表情にドキッと胸が鳴った。
「そないに握っとったら、また勃ってきてまうで。」
直哉の言葉に、ななはハッとして、握っていた直哉のモノを離した。
「っご、ごめん…。」
顔を赤くして焦っているななに直哉の胸もぎゅっとなった。
「はぁ…ほんまに可愛い…。」
直哉は汚れたななの手をそのままにななに抱きついてキスをする。
「直哉くんっ汚れちゃうよっ。」
慌ててななは直哉から体を離した。
すぐに離れたななに、直哉は憤りを感じる。
今度は絶対に裸にして、飽きるまで抱き付いてやる。