• テキストサイズ

【R18】禪院直哉→私←五条悟❇︎傷だらけの婚約者❇︎

第5章 五条悟②


「はぁ…悟くん…。」

直哉はため息を吐くと、悟がキスした同じ場所に自分も唇で触れた。

「こらうちの問題やさかい、口出しせんといてや。」




悟がななの何処に触れようと、全て自分が上書きする。

そう挑発しているのだ。

「ほな、帰ろかなな。」




ニッコリ笑ってななに言う直哉の表情を見て、ななはすぐに分かった。

直哉は随分と怒っている。




「……直哉くん…。ちょっと待って…。」




ななは直哉の態度に敏感だ。

直哉が怒れば、彼を宥める様に言う事を聞く。

そんなななが、直哉の言葉を聞いて話を折ってきた。




「帰る前に話したいことがある……2人で……。」

ななはチラッと悟達を見た。

悟は肩をすくめると、傑と一緒に部屋から出て行った。




悟達が出て行ったのを見送って、直哉はため息を吐いてななをソファに座らせた。


/ 422ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp