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【R18】共依存【黒尾鉄朗】

第2章 自慰、首絞め、中出し



お湯が溜まった事を知らせるメロディが流れて「行こうぜ」と布団を剥いで丸まっているを小脇に抱えてバスルームへ向かう。

「なんか思ってたのと違う」
「ん?」
「運び方!荷物ですか!?」
「お姫様抱っこが良かった?」
「あー!なんか言われると恥ずかしいからこのままでいいです」
「んー。」

湯気が立ち昇るバスルームに置いてある小さい椅子に座らせて、シャワーの温度を確認して手渡す。
「ありがとうございます。」
「洗いましょうか?」と言いながら中指と薬指をくっつけてくいくいと曲げるジェスチャーをすると無言でシャワーのお湯をぶっかけられた。
「ひどい!」
ボディーソープやシャンプーボトルを使いやすい場所に置いてから湯船に浸かる。
「終わったら教えてね。」
「ありがとうございます。」
なかなか風呂に足を伸ばして入れる機会がないのでふぅと息をはいてリラックスモードになる。
シャワーの音が心地よい。誰かがこんなに近くにいるのは久しぶりで心まであったまっていくようだ。
しばらく湯船でのんびりしていると「おわりました。」と声がかかったので立ち上がる。
自分で歩けるようになったがよたよたとおぼつかない足取りで浴槽に近づいてくる。
「寝んなよ。」広い浴槽なのにすみっこで膝を抱えているに一言忠告をしてシャワーを浴びる。
コクリとうなずくがまぶたはかなり重そうだ。
早々にシャワーを済ませて「オフトンいこ。」と声をかければうつらうつらと船を漕いでいたは素直に伸ばした俺の手を取った。
かるくタオルで拭いて、バスローブを肩にかけてやると立ったまま半寝するに明日なんか予定あります?と聞くとないですと帰ってきて、じゃあ起こさないよ?と伝え、ベッドに移動したに冷蔵庫のミネラルウォーターを出してキャップを開けて渡す。
ソファに投げて置いたカバンから携帯を取り出して電池の残量を確認しにも声をかける。
「ケータイは?充電する?」
「うん、コートのポケットだとおもう。」
言われた通りポケットを探って目的のそれをみつけるとベッドサイドから伸びるコネクターに差し込む。
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