第1章 こっちにおいで
充分濡れそぼったそこにぷつりと指を入れる。
可愛く怒っている途中だったは虚をつかれ、いつもより喘ぎ声が大きくなってしまった事に慌てて両手で口を覆った。
「せ、んぱい、あぁっ!まって、それっだ、だめぇ…」
2本に増やした指でくい、とお腹の裏側をさすってやれば面白いくらい反応を示して手で覆ったはずの口からは色を帯びた奇声と吐息が漏れ出す。
「声がまんできないね、コレ気持ちいいもんね。」
わかりやすく煽ってみるがもうの耳には届いておらず、大きくなる喘ぎ声とぎゅうぎゅうに指を締め付けて離さないそこが軽く痙攣して達したことを知らせる。
いつもならの乱れた呼吸が整うのを待ってから繋がるが、今日は我慢の限界だった。
熱く膨れ上がった陰茎が欲を放てと主張してくる。
先走る透明な液体をの蜜壺から溢れ出す愛液にぐちぐちと絡めてぬるぬるになったところで腰を押し進める。
最奥に誘導するようにひくひくと動くのナカは熱くて気を抜けば一気に持っていかれそうだ。
「あぁ!ゃ、んあ、っひゃ」
「っ、は。ちゃん、ちょっと力抜いてくれないと、動く前にイッちゃいそうなんですケド…。」
「だって、っあ、先輩が待ってくれないっ、からぁ」
「あー悪いけど、今日、優しくできそうにないわ」
ぐっと奥歯を噛み締めて吐精感をやり過ごし馴染み始めた蜜部からゆっくり腰をひいて、一気に奥に突き立てると背中をのけぞらせてが淫れる。
逃げるの細い腰を押さえつけて本能に従い欲望をぶつければ、いつもと違う快楽に全身が痺れるようだった。
「ひゃ、あっあ!んあ!!てつろ、はげしっ…すぎ…!」
「っー!やばっ」
こんな時だけ名前呼びすてとか狙ってるだろ、そんな心情を知ってか知らずかはうわ言のように何度も名前をよんで、それに応えるように名前をよびかえす。
「ふっ、あ、てつろう、それきもちい、い」
「奥ぐりぐりされんの好きなの?ちゃんのナカすげぇ熱くて俺も気持ちいいよ」
「あ、ぁあー!てつろう、てつろ、っあゃあも、イくっ!」
「っ、しめ、すぎ…っ!」