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花水木が咲く頃に ꕥヒロアカꕥ

第5章 𝕆𝕕𝕠𝕟𝕥𝕠𝕘𝕝𝕠𝕤𝕤𝕦𝕞





『…んっ…ふぁ…///』

慣れた手つきで乳房を持ち上げられながら揺すられる。唇を離され、自分の息の混じった淫らな声を聞く度に体の中に熱いものが漲ってくるのを感じる

「デケェ乳しやがってッ…オレに揺さぶられて喜んでんなァ?」

『…やっ…言わな…っんん///』

右手も加わり、両手で粘土の形を変えるように私の乳房をぐにゃぐにゃと形を歪めさせる。その刺激に耐えきれなくて、大きい喘ぎ声が出る度に彼に唇を塞がれる

息が苦しくなったタイミングで唇が離され
ぼやけた視界の中で彼を捉え、見失わないように言葉を溢す




『…温かくて安心…した…?』

彼は両目が大きく開き、一瞬動きを止める
瞳を伏せて、落ち着いた口調で再び口を切る





『微塵も安心もしねぇし、温かくもねぇわ

     好きだからだろ、好きだから触れたいと思うんだろうが』









『…好きだから…触れたい』
私は初めて覚えた単語のように、そっくりそのまま繰り返す









゛ ひかりちゃんはさ好き人とかいないのー?゛

゛な、なんで急に…!!゛

゛いやー中学生なんだし好きな男子の一人や二人いてもおかしくないと思ってさ゛

なんてことないように聞いてくる彼にムッとしたし、なにより子供扱いされていることに落ち込む

゛いないよ…好きなひとなんて゛

゛そっかー安心した
まだまだオレだけの ひかりちゃんでいてよ゛


思わせぶりなことばかり言って、いつも惑わせられる
けれど不覚にもどうしても嬉しいと思ってしまう


彼は急にこちらを見据えてどこか儚げに笑う


゛結構マジで言ってんだけどね
この先 ひかりちゃんが誰とも出逢わなければいいと思っててさ




そしたらオレが貰ってあげられるから゛





瞬き一つで今にも消えてしまいそうで
その時私は彼へと手を伸ばして触れたいと強く願った















「オレは轟の気持ちなんてもンに毛ほどもクソ興味ねぇわ
けどアイツが ひかりに触れるっつーんだったら話はそう簡単にはいかねぇだろうが…


今度はぜってぇ逃さねぇ、嫌がっても必ず捕まえてお前をオレのもンにしてやるわ」

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