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特級不審者、補助監督を目指す

第1章 入学おめでとう








「やっちまった…」


サァサァと止む気配のない雨。
そして…半袖洗うの忘れてた。
今日は午後から体育館で体術なのに!


「ワンチャン今から洗えばなんとか…」


せめてもの悪あがきに洗って部屋干ししてみたけど…


乾く気配なし。
そうだドライヤーで!と思いついた頃には時既に遅しだった


「まあ長袖でもギリいけるかな。」


お気に入りのハイサポートのスポブラに、ジャージをしっかり顎下まで閉めて、いざ出陣



「なんであちーのに長袖なんだよ」

「女子は日焼けが大敵なの!!」

「今日は屋内だよ?」

「うっ」




「今日の授業は硝子以外総当たりで体術だ。呪力は使うな。硝子は千聡とのみ対戦を認める」

「りょーかい」

「硝子と…組手……ふふ」


「あいつ大丈夫か」

「さあね…。千聡、最初は私が相手だよ」



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