• テキストサイズ

トリップ×トリップ

第2章 ~赤井side~


耳にイヤホンを当て聞いてみると知らない女の声が聞こえた。




『阿笠博士………?』

その女は阿笠博士とボウヤの名前を呼ぶ。


知り合いか……?と思ったが、すぐにハッとした。


ボウヤが「何故、僕たちの事を知っているの……?」

と問いかけたからだ。



すると女が謝りとお礼の言葉を言い、すぐに走り出す音が聞こえた。


逃がしてはいけない。

そう思うとすぐに玄関に向かった。





家を出ると安室君の姿があり、そっと扉に隠れた。



声は聞こえないが安室くんの体が少し揺れた気がした。

動揺しているのだろうか………。




少し話した所で安室君のスマホが鳴っているのが聞こえた。


電話に出て、彼は何処かに行ってしまった。
/ 74ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp