第7章 告白
沖矢さんと2人で帰路に着き置き手紙の件で寝る準備が出来たら話し合おうとの事で2人で準備をした。
リビングで向き合って話をする。
赤「何故、安室くんと2人で居たんだ。…………もしかして付き合っているのか?」
『つ、付き合ってないです!2人で出掛けていたのは少し帰るのが気まづくて…………。』
赤「ホウ、何故気まづいんだ?」
『…………。だって赤井さん彼女、居るじゃないですか………。』
赤「彼女は居ないが?」
『でもジョディさんから連絡、来てましたよね?
仕事なのは知ってます!………でも、まだ好きなのかなとか考えると嫌なんです!!』
赤「仕事仲間だ、好きなのは 紫乃だけだ。」
『うっ…………、この前の水族館で正直ヤキモチを妬いたと思います。でも好きなのかどうかは、まだ分からなくて……。』
赤「そうか………。急だとは思うが俺と付き合ってくれないか。誰かに取られたくないんだ。」
『……………告白されて嬉しいという感情なのが答えだと思います……。よろしくお願いします。』
赤「本当か!断られると思って内心、不安だったんだ。」
いつも余裕の赤井さんには見られない表情が見れて少し可愛いと思った。
赤「…………少し悔しいな。」
『何がですか??』
赤「まさか俺でもなく安室君でもなく沖矢昴が、この世界の初めての相手になるとは………。」
『悔しいって………、同一人物じゃないですか!』
赤「別人だが?」
真面目な顔をして言った後にクククと肩を揺らして笑っていた。