第1章 目覚め
向かい合わせで、ご飯を食べる。
じっ……と見られる感覚があり食べづらかったが
何か質問をされても嫌だと思い黙々と食べた。
赤井さんが口を開きかけた時
『ご馳走様です!
ありがとうございました!!
もう疲れたので先に寝ます!おやすみなさい!!』
そう言いお皿を片付けて足早に部屋を出た。
扉が閉まる音と同時に遠くから
おやすみ、と聞こえた気がした。
お風呂に入り寝る準備を整えベッドに軽くダイブする。
(疲れた……………、なんでコナンの世界に居るの……、どうしよう………。)
今日の事を振り返ったり、これからの事を考えながら目を閉じるとすぐに眠りについてしまった。