引き留められたらトリップしてた/第5人格 ※R18
第7章 【6】後遺症 (傭兵)※R18 微グロ表現 愛され
「う〜〜ん……居ないなぁ……」
荘園の部屋どこを探しても彼は見当たらない。
試合中かとも思ったけど、今の時間は試合はないみたいだし……
BAN部屋も見たが、イライくんがいるだけだった。
……
占い師『良からぬ回想が聞こえてきたけど!!!!
僕別にいつもここにいるわけじゃn』
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まあそんなことは放っておいて、
中庭へ足を踏み入れた時、
誰かが草むらに入っていく姿が見えた。
「な……何……?」
静かに近寄ると、誰かいるようだった。
よく見ようと顔をのぞかせると、そこには誰もいなかった。
???『おい、何見てる。』
「……!!!!」
いつの間にか、そこにいた人物はすごい速さで私の後ろに移動し、
見つめていた。
「きゃッ……!!!」
尻もちを付く……という瞬間に、前から、
おしりと背中を支えられ、彼はゆっくりと床へ私を座らせた。
傭兵『お前……こんな所で何をしてるんだ?』
「あっ、サベダーさん、、これはその……
誰かが草むらに入っていくのが見えて……覗き見しようとしたら
居なかったからビックリしちゃって……」
傭兵『えっと……名前……だったか、
見られてしまったなら仕方ない…ほら来い、』
ナワーブくんは少し照れた顔で私の手を引き、草むらの中に案内してくれた。
そこに居たのは……
ひげさん「にゃぁぁ……」
「ッ……!!!かわぃぃ……♡!!!」
傭兵『あっ……、コラ!!大きい声を出すな!』
シーと注意され、つい口を抑えた。
傭兵『実は、こいつ迷子のひげさんなんだよ……
飼い主も分からないし、世話出来るやつも居ないし……
だからたまにここに俺が来て世話してるんだ。』
「サベダーさん……♡」
きゅるんとした目で、見る。
それは、もはや傭兵という雰囲気ではなく
優しい眼差しを向ける普通の男の子のようだった。
傭兵『な、……!なんだよ!俺が生き物の世話なんてしてたら
悪いか!?//』
「いぇ〜ぜんぜぇ〜ん(´ᴖωᴖ`)」
ニヤニヤとした顔を向けると、もっと恥ずかしがるナワーブくんが
愛おしすぎて仕方ない