引き留められたらトリップしてた/第5人格 ※R18
第2章 【2】心を売った (リッパー)R18、強姦要素あり
抱きしめて、ごめん、ごめん、と唱えるように宥める。
どうして昨日の恐怖の対象なのに見た目が可愛いだけで罪悪感が芽生えるのだろう…
「もう絶対こんなことしないからね……だから泣かないで……」
その時、抱いていたミニリッパーからすごい音と、煙が出た
ボンッと現れたそれは、私を安易に押し倒してきた。
リッパー『はぁ。全く痛いじゃないですか。
もっと優しく扱ってくれません??』
「……!!!!!!!?????」
さっきまで愛でていたぬいぐるみがいきなり巨大な怪物に……
嫌だと抵抗すると腕を捕まれ、何も出来なかった。
「昨日は……よくもっっ!!泣」
リッパー『昨日のことは手荒に扱って悪かったと思っています。
レディーは優雅にエスコートすべきでした。紳士として面目ない。
でもあなたもあんな小さいのに既に心を売ってるじゃないですか。』
「(……たしか昨日も同じことを……もしかしてミニリッパーの事???)」
リッパー『お互いの思いやる気持ちが通じあって、
私とあなたは繋がれている状態なんです。
貴方が愛でていたのは私なんですよ。』
「そんな、、、」
リッパーはお腹の模様をスっとなぞる。
またそれだ……
「まさかそれっっ……!!!!」
リッパー『はいもう既に契約済みです(ニコニコ)』
お腹にある模様、ミニリッパーに心を売った印だったんだ……
これで体に異常が起きるのは2回目だ、、、
首のマークも何から理由があるのかもしれないな……
リッパー『私はあなたに一目惚れしているんです。
……どちらでもない人間。なんて興味深い!
もっとあなたを知りたい!
もちろん、ハンターにする為にも惜しません』
「……//(なんでカッコイイと思っちゃうんだろ……)」
その時、また大きな音と煙で、リッパーは見えなくなった。
気がついたらミニリッパーしかそこにはいなかった。
『へァっ!♡』
「……うぅぅ、、ずっとこの子と一緒ってこと〜!?!?!?」
Sっけ強いリッパーに心を売ってしまった、、、
頭を抱えて叫んだ私に、ミニリッパーは無情にも元気よく返事をした。
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