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拝啓愛する皆へ。私の命は3ヶ月の模様です。

第3章 秘密


「何してんのよ。八雲。あんたこっちの人間でしょ?」


眉間に皺を寄せる真衣に歩み寄ると八雲はするりと腕を絡ませた。



「ちゃんと来たんだから許してよ。昨日まで知らなかった人が来たんだよ?すごいと思わない?」


真衣の顔色を伺いながら話す八雲に、怒る気力も無くなった真衣はため息をついた。



「それ、自分で言わないから。ちゃんと働かなかったら許さないからね。」



「真衣ちゃんやっさし〜。真希ちゃん久しぶり〜!!元気?」



ぶんぶんと手を振る八雲に恵の開いた口が塞がらなかった。


「うるせー。お前に元気かなんて聞かれたくねぇよ」


「八雲って名前で女なんですか?」


「そうだよ。」


「てっきり、五条先生みたいな変な男が来るかと。」


「おーい。恵?」


しれっとディスられた五条の声は誰にも届くことがなかったが、大きな箱から出てきた虎杖が恵と野薔薇の視線を釘付けにした。



__八雲・虎杖合流__



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