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2度目の人生は鉄華団 三日月

第1章 転落







それは音もなく忍び寄る…











幸せの絶頂は幼馴染と結婚式を挙げた時だった。

初めて会ったのは8歳の頃。

一つ年上の親友と庭で遊んでいた時、黒い車から降りてきた質素な彼を見て私は一目惚れした。

それは親友も同じようで良きライバルになり勝ったのは私だった。

結婚式は壮大に開かれて周りは祝福してくれた。

とても幸せだった。

例え一緒に寝なくとも、食事をしなくとも、彼が会いに来るのが月に数回だとしても、彼の妻という肩書きが私を幸せにしてくれた。


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