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銀魂 短編集

第14章 高杉 私の想い


彼は片目で、
私は両目で。

数的には明らかに強いはずなのに、
そのたった一つの瞳に
完全に飲み込まれてしまう。


「めんどくせぇな。」


私を掴んでいた手がそっと離れ、
私を飲み込もうとしていた
瞳がふっと逸れた。


あぁ、もう終わった。


感覚でそう思った。


「お前はどうしたい。」

「え…?」


まだ私に何か選択肢があるのか?

晋助には
去る者は追わない印象しかない。

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