【HUNTER × HUNTER】アナタの奥まで【R18】
第4章 訓練
キルアに申し訳なさを抱えつつ包み隠さず彼に話していると彼は静かに聞いてた。
しかし殺気を出しながら。
いつ殺されてもおかしくない状況に内心ビクビクしながら説明を続ける
説明を続けているとどういう事か突然私に彼は唇を合わせてきた
いつもいつも突然何かをしてきて一体彼はどういう情緒でいるのだろうか
何回も食むように角度を変えて押し付けるように唇を合わせる
「んっ、はぁっ、やあっ」
口からは私の吐息が漏れる
頭を離そうとするが後頭部を彼に抑えられていてそんな事もできない
私の唇を割って彼の舌が口の中に入ってきた
ぬるり♡ぐちゅ♡ぐちゅ
口内からはお互いの唾液が混ざり合う卑猥な音が鳴る
その気持ち悪さよりも上を行く快感に力が抜け、いつの間にか押し倒されるように敷き組まれてしまう
「はあっ、んんっ♡」
もうどちらのかも分からない唾液が私の口から溢れる。
彼が満足するまで口の中を好き勝手にされ、口を離されたかと思えば「飲んで」と私の口内に溜まったお互いの唾液を飲むように命令してきた。
言われるがままにゴクリと喉を鳴らして飲み込むと彼は目を細めた気がした
余韻で身体がビクンビクンと跳ねる。
頭もふわふわしてなかなか戻らない
「これだけで脳イキしたんだ」
彼が鼻で笑うとそれを最後に意識が飛んだ。
なぜ私はこうも快楽に弱いのだろうか、これくらいで意識を飛ばすなんて…と自身を心から嘲笑った。
目を覚ますともう目的地に着くのだろうか、イルミが飛行船を運転していた。
「あ、起きたんだ〇〇操作変わって」
「うん、分かった」
目を覚ますなりに彼にそう命令されると反射で無意識に返事をし彼と操作を変わる
突然〇〇と呼ばれて内心驚いた
一体どういう心境なんだろうか、もしかして何か企んでいるとか?
そう不思議に思っていると彼が口を開いた
「オレ気づいたんだよねーお前のこと手懐ける方が効率が良いって事にね」
その言葉に違和感を感じなかったが後にその言葉の意味がどんなに恐ろしい事が理解することになる