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【KP】BL

第8章 【僕の覚悟、キミの覚悟】






こんなかわええクセして
今日やっとったイケオジイメチェンは
ヤバすぎるくらいイケとって。


あれでまた、年取る楽しみできたよな。
やって、一番近くでその変化を見届けられんのよ?
最高やろ笑


「そういえばさぁ、
今日のイメチェン企画、面白かったね!」

「な!マジでイケとったな、海人。」

「あれは…我ながらイケてた笑
廉もイケてたけどね?」

「そうかぁ?化粧はあんまやなかった?苦笑
ただでさえ肉ないのに
すっごい影入れてくるから笑」

「確かに笑 ただでさえ痩せてんのにね笑
けど、ちゃんとカッコよくはあったよ!
まぁ…でも廉は、いつもの廉の方がいいかもね。」

「ナチュ廉ね笑」

「うん、そう。素材がいいから。」

「それで言ったら海人は盛れとったよな?
爆盛れ笑」

「爆盛れって…苦笑」

「素材がいい前提の爆盛れ。」

「それはありがとうだけど!笑
てか…ねぇ、この会話キモくない笑
メンバー同士褒め合ってんの
誰かに聞かれたらマジ恥ずいんだけど笑」

「そ?俺、平気よ。」

「しゃっす!笑 さすが廉さん…勉強になります笑」

「やって…海人は俺の、自慢やもん。」


自慢…。
紫耀からかつて、言われたその言葉に
少しだけ、動揺する。


「…廉も、オレの自慢だよ。」

「どーゆうとこが?」

「えっ?」

「言うてみてよ。」

「何なに?今日の廉、どうしちゃったの?苦笑」

「ウソ笑 冗談笑」


その貼り付けたような廉の笑顔が
なんだか、気まずくて…


オレは気づかないふりをしたんだ。


「そーいや、あの皮膚さ…
剥ぐとき、痛くなかったん?」

「えっあっ皮膚ね?うん、大丈夫大丈夫!」

「めりめりーっていくん?笑」

「違う違う笑 力技じゃなくて笑
ドライヤーの冷風あてながらやるから笑」

「…よかった。海人のツルツル肌持ってかれたら
どうしようか思たわ苦笑」


そんなことを言いながら
つ…とオレの頬に指先を這わす。


そんな湿度をもった廉に動揺したけど、
それを悟られちゃイケない気がして…


「えっあっ…心配してくれてんの?
ありがとう…!」なんて…
なんでもない風に答えることしかできなかったオレ。


「なんで?するやろ、心配。
大切な唯一の相棒やねんから。」

「おっふ…w」










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