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【KP】BL

第5章 【キミに追いつくまでの70日】






「…あっ…あっダメやって、かいっ!
はぁっ…んん」


イッた直後に、
そんな刺激与えられたことなんかないから
ワケわからんくて…涙が出てくる。


けど、そんな連続で達するなんて
オトコとして恥ずいやん…?


やから歯ぁ喰いしばって、必死に我慢してんの。
なのにさ…。
「いいよ?我慢しないで…」なんて…。


ぶっちゃけ
さっきイッたから、萎えてんのよ。


やのに、見たこともない透明な液体が、
糸を引いてとろとろと絶え間無く流れ出して
海人の腹を汚しとって。


俺のカラダやのに、俺のじゃないみたいで…
恥ずすぎて死ねそう。。


「海人っ見んとって!見んとってよ…!」
必死に訴えとるのに海人は余裕で。


「…恥ずかしがり屋なレンも堪んないね?」
なんて…。





『つぎは俺がしたる』
なんて言ってたけど、よがって
それどころじゃなくなってる廉が可愛すぎて…。


もう、頃合いかな?と身体を起こして
ゴムをつけてオイルを纏わせる。


「多分、もう大丈夫と思うけど…痛かったら言って?
止めるから。」


後ろからの方が痛くはないよな、と
廉の腰を引き寄せる…と


「あ…待って?こっちから、、」


四つん這いになってた廉が
ベッドに横たわって。


「かお、見て1つになりたい、から…。」


廉が…
耳まで真っ赤にして
恥じらいながら そう 伝えてくる。


「やっと俺の、全部。海人にあげれる…。」


この感情に名前が欲しいくらいに
廉のことを全身で欲っして。


入り口に充てがうと…
それだけでもう…廉が艶めいた声を漏らす。


「…っ」


だけど、
緊張のせいか、力んじゃってるみたいで
うまく、進めなくて…。


「やっぱ…あかん?」不安そうにする廉に口吻ける。

「大丈夫だよ、レン。ここ過ぎれば
イケるから…。息、吐ける?」

「…んっ…頑張ってみるっ…」


オレを受け入れるために一生懸命な廉が
愛おしくてたまんない…。


気にしすぎると益々力が入っちゃうから
ソコに集中しすぎないように
普段どおりの会話をして。


時折ふっと廉が笑ったタイミングで
力が抜けるから、そこを逃さないように
少しずつ、少しずつ進めて…。


奥まで入ったところで廉を抱きしめる。
「…廉、わかる?」
目尻に涙を浮かべて廉が頷く。










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