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【KP】BL

第5章 【キミに追いつくまでの70日】






髙橋「あっねぇねぇ!そういえば知ってる?」


持ってきた紙コップを机に置いたあと
海人が自分の頬のホクロを指さしながら言う。


髙橋「ほら、見て!!オレと廉ってね、
同じ場所にホクロあるんだよ!すごくない?」

神宮寺「あっ、ほんとだ!ホクロといえば
話題は俺かと思ったわ笑」

岸「確かに確かに。
神宮寺はめちゃくちゃあるから笑

俺さ、写真の神宮寺見たときこうしたことある
からね!何かついてんのかと思ってさ笑」

神宮寺「ねぇ、やめて?笑 ファンの方からは
色っぽいって言ってもらってんのよ笑」


手で払う素振りをしながら笑うきっさんに
じんが立ち上がってツッコむ。


神宮寺「それさ、同じ場所にあったら何かあんの?
意味とか。海人そういうの好きそうじゃん?」

髙橋「さっすが、ジン!!
オレのことすっごいわかってくれてるー!」


じんの肩に頭を預けながら海人が甘える。
別に…海人がじんに甘えるのはいつものことやし。


神宮寺「海ちゃん、かわいいねぇ笑」


嫌とかやないよ?けどまぁ、
おもしろくはないけどな…って2人から
視界を外したところで紫耀と視線がぶつかる。


髙橋「あっ意味はね、ツインソウルなんだって!
オレ廉とは初めましてのときから
懐かしい感じしてたんだけど、
ずーっと前から魂が繋がってたのかなぁって!」

永瀬「別に…たまたまやろ笑」

平野「そんなの何の意味もないでしょ笑」


自分で言う分にはええけど、
紫耀から言われたらおもしろくはなくて、。


永瀬「まぁ、でも確かに俺も初めましてのときから
違和感なかったな。海人とは。」

髙橋「でしょ?!やっぱりー!!」


ムッとしたついでに言い返すと俺らの水面下の
バチバチなんか気づく気配もなく
ニコニコと嬉しそうにする海人。


平野「じゃあさ…、廉の頬のこの…
三角に位置するホクロの意味は?」


予想もしてなかったタイミングで紫耀の指先が触れ、
不覚にも鼓動が高なる。


コレは…そういうんやないから。。
自分に言い聞かせながら
なんとか、気持ちを落ち着かせる。


髙橋「そんなの知らないよーー!
だってオレ、ホクロ鑑定士じゃないもん涙」

神宮寺「それはそうだよねぇ?
大丈夫!海ちゃんは悪くないから!」

岸「そんなことより神宮寺
海人に甘すぎない?笑」









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