第32章 【花に想いを】【ソムな関係】
「笑! 欲しかったんや 笑」
「それはそうだし! オレときどきしてんのに廉から
お返しこないから、片想いみたいになっちゃうの
悲しくてオレもつい、遠慮しちゃうっていうか!」
「なんよ、それ 笑 ほんま、かわえぇなぁ…」
そうやって愛おしそうに頭を撫でられれば、
さっきされた意地悪だって秒で忘れちゃうんだから
ほんと…チョロいよね、オレって。。
「…それはそうとさぁ、、
もう風呂上がって30分くらい経っとるから
全部、吸収されちゃったんやない?」
そう言いながら廉は洗面台の下にストックしてある
ローション入りのシリンジを取り出して
オレに手渡してきた。
「…ほら、見といてやるから」
「やっ…やだよ…! それはさすがに
恥ずかしすぎるから、無理だもん…」
受け取ったシリンジを持って寝室に向かおうとすると
「あのさぁ!!」と珍しく大きな声を出した廉に
カラダがビクついた。
「…好きでもない男、とか言って
俺のこと傷つけたんは…誰やったっけ?」
「……僕、です」
「そうやんな? そしたら…わかるやろ?
いまどうすんのが正解なん?」
う゛ーー…ズルい! ズルい!!
こう言われたら言うとおりにするしかないじゃん!
廉のこといつもは優しいって思ってるけど、
前言撤回!!
エッチのときの廉は結構、意地悪だし、頑固だ。
こうなったときの廉は引かないことを知ってる
オレは無駄な抵抗をやめ、渋々、シリンジから
少しだけ押し出したローションを手に取り
後孔付近に塗り広げた。
洗面台の下で保管されていたそれは少し冷っこくて、
思わずカラダがきゅっと反応しちゃう。
「やらしいなぁ…ローション垂らして、、
ほら、、ヒクついてんで?」
「やっ…言わな…いでっ」
恥ずかしくってせめて、声だけは抑えようと
口元を隠したのに、その手は廉によって開かれて
洗面台へと誘導される。
「かい…あかんやん。
ちゃんと可愛い声聞かせな」
「…やぁっ…」
「ほら…いつもみたいに準備せんと」
「やっ…やっぱ、やだぁ…向こうで」
「しゃーないなぁ…俺が挿れたるから貸し」
どっちが恥ずかしくないか一瞬、考えたけど。
自分でシてるところを見られるより
廉にシてもらう方がまだマシかもしれない…と、