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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第7章 蒼炎と蕭索※ホークス


「ゆら着いた?俺の部屋で待ってて、今立て込んでるから、夕飯頃には帰る。」

「分かった。」

ゆらはホークスに支持されて、言われた通りホークスの部屋に向かう。

ホークスからは前から家の鍵を渡されていて、彼の部屋に来たのも初めてでは無い。

ホークスはゆらの保護者の様なモノだった。

駅近のタワーマンションの最上階。

ソコがホークスの家だった。

(……ホークスのファンかな…。)

マンション前で数人の女の子が集まっていた。

ホークスは人気者だから、町を一緒に歩いているだけで、真っ直ぐに歩けた記憶が無い。

ゆらは慣れた手つきで、マンションの中に入っていくと、カードキーをドアに掲げた。

ガシャンと、ロックが解除すると、1人で暮らすには十分な広さのエントランスが目に入る。

ホークスは普段羽が邪魔なので、部屋や家具は大きめを好んでいる。

ゆらはリビングにドサっと鞄を置くと、大きいソファに腰掛けた。

普通に寝れる大きさのそのソファで、ゆらはやる事も無いので横になった。

「……………。」

静かな部屋の中で、ホークスの匂いがゆらを包んだ。

(…ホークス今日、縛らせてくれるのかな…。)

怒ってたみたいだから、無理かな?

結局居る場所を変えても、そんな事しか考えられない自分に苦笑する。

早くホークスに会いたい。

1人は嫌だった。



ーー

ーーー

ーーーー

ーーーーー

「ゆら。」

ゆらはホークスに呼ばれて目を開けた。

いつの間にか寝てしまっていた様だ。

ホークスは窓から入って来た様で、窓が開いていた。
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