第6章 蒼炎を慈しむ※荼毘
頼むから、少し抑えて欲しい。
荼毘はゆらを落ち着かせる様に、再び唇を押し付ける。
ゆらの胸を掴んで、乳首を指で擦った。
ゆらの猛りを分散させようと考えたのだ。
彼女の体がピクッと反応したのを確認して、荼毘は下半身に手を伸ばす。
もう十分に慣れているソコに、再び指を入れると、ゆらから吐息が漏れて、荼毘のモノを掴んでいる手の力が抜けてくる。
「……ゆっくり動かしてみろ…。」
荼毘がそう言うと、ゆらは言われた通り、荼毘のモノを上下に摩った。
程良い刺激に荼毘の息が熱くなると、ゆらの気分はまた高揚する。
少しでも手に力が入ると、荼毘はゆらのクリトリスを刺激する。
「あっ…荼毘…。」
唇が離れると、ゆらは切なそうな声を漏らす。
随分と疼いている様なのは、震えるゆらの体が荼毘に教える。
荼毘の先端から体液が出て、ゆらの手を濡らすと、気持ちの良い刺激が荼毘にも与えられた。
このまま手で果ててしまいそうだ。
荼毘はゆらの手を退かすと、ゆらの腰を掴んで、自分の上に跨らせた。
ゆらは荼毘の合図も聞かずに、許されたその体勢のまま、荼毘のモノを咥え込もうとする。
そのゆらの腰を荼毘が止める。
また勝手に動かれては堪らない。
「…ゆっくり腰を落とせ。」
この暴馬を懐柔するのに、手を焼くが、自分も長く愉しむ為だ。
荼毘は辛抱強く、ゆらに支持を出す。
ゆらは物足りなさそうな顔をしながらも、荼毘の言葉に従った。
ゆっくりと腰を落として、荼毘のモノを自分の体の中に埋めていく。