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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第21章 オリジン※荼毘・死柄木


そして自分の方に向けると、ゆらに唇を押し付けてくる。

死柄木の絡まってくる舌に、ゆらもまた求める様に舌を絡ませる。
その光景を見て、面白そうに微笑んでいる荼毘に、目眩がした。


激しい嫌悪感を上書きするような衝動に、抑えられずに死柄木の顔を掴んだ。


死柄木を抱き締めたまま、死柄木のキスを受けながらベットに横になっていると、荼毘の手が自分の体を触っているのが分かった。


乳房を掴んで、乳首を舐っていると思ったら、すぐに下半身に手を伸ばす。
しっかりと濡れているゆらの中に、荼毘の指が入ってきた。



「うっ……はぁっあっ……。」

死柄木の唇から離れて、ゆらが吐息と一緒に声を出すと、荼毘はさらに奥に指を入れた。


もし、死柄木がこの中に出したのなら、掻き出すつもりでいたが、その必要が無いと分かると荼毘はスッと指を抜いた。

遠のいた刺激の後にすぐに荼毘の舌がゆらの秘部を舐め上げる。


「あっ!荼毘っ…っ!」


急に感じた刺激に荼毘の名前を呼ぶと、死柄木がすぐにその唇を塞いだ。


息も絶え絶えに、荼毘から与えられる刺激に体を跳ねらせて死柄木の手を握った。





堕ちる。




この与えられる快楽と、体から湧き上がる衝動に。
簡単に堕ちていく様だった。


全ての衝動を満たしてくれる2人が自分の鎖と繋がっている。

いい様の無い快楽にあっという間に理性が吹っ飛び、貪る様にその感情だけを求めた。







今自分はどんな顔をしている?






脳裏に焦凍とホークスが浮かんだのは、ほんの一瞬だった。


それより与えられる幸福感に身を任せた。
その顔は自分が1番嫌悪している自分の顔だと分かっていながら……。




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