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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第19章 蒼炎と一騎当千※轟焦凍・ホークス


そう、目を細めて挑発的に見てくるゆらに、目眩がした。




ホークスはグッとゆらの髪を掴んで、顔を覗き込む。

「…落ちん様に足掻いとっーちゃんな。」

ホークスの方言に、彼の切実さが伝わった。




「っはっ…ホークスっ…。」

ホークスの目から見ても、もう自分は異端者なのだうか。

個性の衝動を抑えられない異常者に、ホークスには見えるのだろうか。




ゆらはホークスの言葉に笑った。




何故この時に、ゆらが笑ったのか。

ホークスは今でも答え合わせをしている。




「…当たり前じゃ無い…。」

そう言って、ゆらはホークスにキスをした。

足りない情欲をもらう為に。




ホークスで満たされるなら、それで良かった。




この情欲が、荼毘や死柄木だしか満たさないのなら、もうどうしようもないじゃ無いか。

確かめた訳じゃ無い。









そう願っただけだった。










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