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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第19章 蒼炎と一騎当千※轟焦凍・ホークス


抗うホークスの手を見て、ゆらは目を細めた。

「…暴れるなら、縛り付けなきゃならないよ……。」

「はっ…それをやったらお前…。」

ヴィランだろー。

ホークスはその言葉を飲み込んだ。

だけどホークスが何を言いたいのか、ゆらはすぐ分かった。

「…そうならない様に…ホークス…。」

大人しく縛られてて。

再びゆらはホークスの唇に齧り付いた。

情欲を押し付ける様なキスに、ホークスは顔を歪める。

個性の衝動を性欲に履き違えさせたのは自分だ。

ゆらはホークスに教わった通りにしていると分かるのに、その衝動の強さに嫌悪感が出る。

「…分かったからゆら…一回鎖で外せ。」

剛翼が邪魔でしょうがない。

「……いいよそのままで…。」

ホークスはゆらの肩を掴むと、体を起こした。

「ちゃんと抱いてやるから!」

そう言って、ゆらを睨む様に顔を近づけた。

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