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【R18】蒼炎を縛る【ヒロアカ】

第19章 蒼炎と一騎当千※轟焦凍・ホークス


荼毘の名前に高鳴った心臓が落ち着いて来た。

やっと頭が回る様になって、ゆらは考えた。

ホークスの仕事に連合が絡んでる。

八斎會の事件から別れた後に、消息不明だった連合。

ゆらはぎゅっと拳を握った。


「…忘れろ。」

ゆらの握った拳を見て、ホークスは一言そう言った。

だけど、血が逆流しているこの感覚。

身震いする全身が、荼毘の衝動を思い出させる。

「…はぁ…ホークス…。」

ゆらは大きく息を吐いて、ホークスの名前を呼んだ。


「…縛らせて……♡」

手を震わせて自分の心臓を抑えながら、顔を上げたゆらの表情は光悦に口角を上げている。

久しぶりのゆらのその表情に、ホークスは目を細めた。

ホークスが何も言わない内に、ゆらはホークスに抱き付いた。

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