第3章 【元ショタ×おに】①R-18
「お兄ちゃん……僕、もう大人だよ?」
ベッドの上で裸で抱き合いながら伊織は言いました。彼はもう18歳です。身長も私を追い越してしまいました。私もすっかり年を取ったものです。
しかしそんなことを考える暇もなく、伊織は私の唇を塞ぎ舌を絡めてきました。そしてそのまま私を押し倒します。こうして見ると本当に大きくなったものだと感慨深くなりますね。私は子供以外に性的興奮を覚えない性質だと自認していたつもりだったのですが、伊織はいつでも新鮮な歓びを教えてくれます。彼に押し倒されている私は胸の高鳴りを抑えきれませんでした。
「ふふ、では大人のキスを教えてもらいましょうか」
私がそう答えると伊織は嬉しそうな笑みを浮かべました。そして私の唇を貪るように口付けてきます。私は彼の舌を受け入れながら、片手で彼のお尻を揉みしだきました。すると彼はビクンッと身体を震わせます。
「んっ……お兄ちゃんの触り方……エッチだよ……」
そう言いつつも伊織は積極的に私の身体に触れてきました。首筋を舐め、乳首を摘み、腹から脇腹へと指先でなぞっていきます。彼の小さかった手はすっかり大人の男の手になっていました。
「おや、私が教えたやり方は忘れてしまいましたか?」
私がそう言ってからかうと伊織は少し恥ずかしそうに笑いながら言いました。
「忘れてないよ……でも、今はもっとお兄ちゃんを感じたい」
伊織はそう言うと私の胸の突起を口に含みました。最初は擽ったいだけでしたが、今ではすっかり敏感にされてしまいました。伊織は私の反応を楽しみながらもう片方の乳首も指で弄ってきます。
「んっ……はぁ……っ……」
私が甘い吐息を漏らすと伊織は気を良くしたのか、さらに激しくしゃぶってきました。私も負けじと彼のペニスへと手を伸ばします。するとそこは既にはちきれんばかりに硬くなっていました。
「おやおや、随分元気ですね」
私がそう言うと伊織は恥ずかしそうに頬を染めました。しかし、彼は決して私を愛撫する手を緩めようとしません。
「だって……お兄ちゃんがいけないんだよ?僕に色んなエッチな事教えるから……」
赤ん坊のように私の胸に吸い付く伊織に私は笑みを零しました。
「ふふ、ではえっちな勉強の成果を見せてもらおうかな」