第4章 【元ショタ×おに】②R-18
私は内心安堵しながら、部屋の明かりを消そうとしました。
「……お兄ちゃん」
その時、不意に伊織が声をかけてきました。どうしたのか尋ねると彼は恥ずかしそうに顔を赤らめながら言います。
「その……寝る前にお願いがあるんだけど……」
「何ですか?言ってみてください」
私がそう言うと伊織は少し躊躇った後、意を決した様子で言いました。
「その……お尻を触らせてくれない?」
私は思わず頭を抱えたくなりました。あれだけ拒絶したというのにまだ懲りていないようです。
「……それだけですか?それならダメです」
私がそう言うと伊織はしゅんとした表情になりましたが、やがて何かを思いついたかのように顔を上げると再び口を開きました。
「あ!違う違う!あの、触るだけ触るだけで良いから!挿れたりとかはしないから!」
伊織は必死な様子で訴えかけてきました。そこまで言うのならと思い、私は許可を出しました。伊織は嬉しそうに笑うと、私に背を向けさせました。
「じゃあ、いくね……」
伊織はそういうと私のお尻に指を這わせてきました。その瞬間、ゾクッとした感覚が背筋を走り抜けます。私は必死に耐えますが、やはり声が出るのを抑えられません。
「んっ……ふっ……」
私が声を漏らしていると伊織は調子に乗ってきました。今度はアナルの方へと指を這わせてきます。穴の周囲を何度もなぞり上げられ、私は堪らず腰を浮かせました。
「あぁっ!そ、そこはダメです!」
私がそう言うと伊織は悪戯っぽい笑みを浮かべました。
「どうして?触ってるだけだよ?挿れたりしないから……」