• テキストサイズ

呪術師の恋〜アオハル〜【呪術廻戦】

第1章 プロローグ



私は夏油傑さんに菜々子and美々子と一緒に育てられた女の子。
ある時、呪霊から助けてもらって

「私と来るかい?同じくらいの女の子たちもいるんだ」

そう言われて二つ返事で施設をでた。


よく悟さんがお世話している恵くんと一緒に過ごすことがある。同い年で切磋琢磨できるからって。

けど、圧倒的に恵くんの方が強い。

もっとお稽古して欲しいと傑さんに頼んだけど、

「女の子だから、傷を作りたくない」
「なぜ強くなりたいのか」

と聞かれて、はぐらかされてしまう。

傑さんも高専で教師をしながら、呪術師として活躍?暗躍?している。とても尊敬しているし、大好きな人。ななちゃんやみみちゃんも「夏油様かっこいい!」「大好きっ」って言うし。私も傑さんがかっこいいと思うから、それ以上の人が現れないと恋人なんてできないと思う。


中学で進路面談があったときに、担任の先生が私の生い立ちについて聞いた。私じゃなくて、傑さんに興味があったから。

“若いのに1人で大変ですね”
“ぜひ協力したいです”
“連絡先教えてもらえませんか”

傑さんもこんなことは慣れっこで、今までもななちゃんやみみちゃんの若い先生たちから同じようなことをされたと聞いていた。傑さんはかっこいいから、気持ちはわかる。だけど、そんな時の傑さんはめちゃめちゃ機嫌が悪くなって、

「別の場所に飛ばされたくなかったら、無駄な詮索はやめてください。同じ教師とは思えないな。」

と言って席を立つ。そして次の年には必ず異動になる。

授業参観でも、他のママが傑さんを取り囲むことがあったから、ななちゃんとみみちゃんと相談をして、来なくていいよって言った。
申し訳なさそうにしていたけど、それも私たちが傑さんのことが大好きだから。

傑さんも私たちを愛してくれる。


家族として。

/ 27ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp