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私が帰る理由 番外編 短編

第1章 番外編 誕生日




誕生日

それは

特定の人の生まれた日

あるいは、毎年迎える誕生の記念日のこと

だかこのオレ、はたけカカシは自分の誕生日であろうと嬉しく感じない。ただの1日。大人になるとこんなもんだ......
祝うと言うならいつもより少し夕飯を贅沢しようかと考える程度だ。

後......

同居人...元いいオレの長年片想い中のヨルから祝いの言葉をくれたらそれで良い。

しかしそんな日に限ってヨルは任務中。
しかも今日中には終わりそうない過酷な任務。
仕方がないが、やっぱり何か期待をしてる自分がいる。少し寂しい気持ちはある









団子屋 15時過ぎ



「はぁ......」

「なんだカカシ。誕生日なのにしけたツラしやがって。オレが代わりに団子ご馳走してやってるだろう」

「五月蝿いね。アスマ」

オレは今日は非番。同じく非番なアスマが誕生日だからと理由でオレを団子屋に誘ってくれた


「やっぱり。ヨルの方が良かったか?」

「.........」

「なんならオレが変化の術でヨルっ」
「それはマジでやめて」

「そんなに思うぐらいなら、ヨルに声かけたら良かっただろ?」

「あのね.....そうもいかないでしょ?任務だし。
なんか、こんなに考えるの女々しい男みたいだよ」

「そうだな...お前、昔からヨルの事になるとキャラ壊れてるぞ」

「そ?」
やはりアスマは昔からの友人だ。冗談言い合える仲でもあるから非常に居心地が良い...
でも、やっぱりヨルが一番だ

それから暫くはアスマと団子を片手に、最近の近況などを互い話し解散となる。
家に帰るのもと思い適当に里内をブラブラ。
そして何故か昔、初めてヨルと会った演習場へ足を運んだ。
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