第3章 父の日 サクモへ
「手紙...ですか?」
1人の忍びが俺に尋ねる
「嗚呼...今日は..."父の日"だからね。」
「素敵なお子さんですね!俺も誰かくれねぇかな...」
「何言ってんだ!子ども愚か...お前結婚してねぇだろ!」
「独り身じゃねぇか!」
「うるせえ!」
場が笑いに包まれる
張り詰めた任務に、一つの優しい光の様
任務は常に死と隣り合わせ
そんな中...こう言った和む話は、チームの雰囲気を良くする
カカシ...ヨル...ありがとう...
父さんは...お前達が居るから、頑張れる...
大切な手紙を丁寧に直し、ポーチへ忍ばせた。
さてと...
これから、立ち向かう敵はもう直ぐだ。