第11章 好きな人
「何がだ?」
「何がじゃない!本当はさんと付き合ってないんでしょ?」
「‥基子の言うとおりだよ」
「なんで嘘ついたの?お兄ちゃん」
秀はソファーに座った
「なんでさんの写真見せたの?」
「別にいいだろ‥?」
「誰でも良かった?たまたま選んだのがさんだったとか?」
「俺‥彼女はいない‥けど‥彼女になってほしいのは‥だから‥は俺の好きな人だから‥誰でも良かったわけじゃない‥‥」
基子はそれをきき微笑んだ
「お兄ちゃん‥まだ告白してないんだね」
「なんだよ基子‥」
「今もずっと好きなんだねさんの事!私お兄ちゃんの恋応援するよ」